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ルネ・クレール
レトロスペクティブ
パリの下町をリリカルに描いた巨匠。世界の監督から敬愛されたルネ・クレールのレトロスペクティブ開催!!
26歳の若さで、写真家マン・レイや画家マルセル・デュシャン、音楽家エリック・サティらとシュールレアリスム短編映画「幕間」(1924)を発表したルネ・クレール。映像と音楽の大胆なコラボレーションを試み、世界を熱狂させた。無声映画からトーキー、モノクロからカラー、ワイド・スクリーンへと映画技術が目まぐるしく発展していく中で、ハリウッドへも渡り、第一線の監督として活躍し続けた。
今回のラインナップは、1930年代のトーキー初期に作られた傑作群。シャンソンの名曲を主題歌とし、パリの下町で花咲く若者たちの恋の行方を描いた「巴里の屋根の下」(30)と「巴里祭」(33)、ドタバタコメディタッチの「ル・ミリオン」(31)、社会批判を込めながら、男たちの友情と恋を描いた「自由を我等に」(31)そして、伝説的シャンソン歌手ジョルジュ・ブラッサンスとの幸運な出会いにより生まれた、人情喜劇の傑作「リラの門」(57)は、クレール円熟期の集大成として知られる。
監督:ルネ・クレール
出演:アナベラ
ルネ・ルフェーブル
ポール・オリビエ
パリのアパルトマンで暮らす借金まみれの画家ミシェルと、その婚約者でオペラ座ダンサーのベアトリス。ある日、ミシェルの友人プロスペールが彼に宝くじの当選を知らせに来る。ミシェルはその宝くじを古い上着のポケットに入れていたのだが、上着は彼の知らぬ間に他人の手に渡っていて……。
(C)1931 - TF1 INTERNATIONAL - SOCIETÉ DES FILMS - SONORES TOBIS
監督:ルネ・クレール
出演:アンリ・マルシャン
レイモン・コルディ
ローラ・フランス
刑務所仲間のルイとエミールは脱獄を図るが、要領の良いルイだけが成功してしまう。ルイはレコードを売る露天商から蓄音機会社の社長にまで出世する。やがて刑期を終えたエミールは、ジャンヌという女性に一目ぼれするが、彼女は偶然にもルイの会社の工場で働いていた。工場でエミールとルイは再会するが……。
(C)1931 ─ TF1 INTERNATIONAL ─ SOCIETE DES FILMS
監督:ルネ・クレール
出演:アナベラ
ジョルジュ・リゴー
レイモン・コルディ
アパルトマンの向かいどうしに住むタクシー運転手のジャンと花売り娘のアンナは、密かにひかれ合っていた。巴里祭の前日である7月13日、にわか雨をきっかけに心を通わせた2人は、翌日に踊りにいく約束をする。しかし、思いがけない出来事によって彼らの仲は引き裂かれ……。
(C)1933 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS
監督:ルネ・クレール
出演:ピエール・ブラッスール
ジョルジュ・ブラッサンス
アンリ・ビダル
パリの下町で暮らすジュジュは、仕事もせずに酒に溺れる毎日を送っていた。そんなある日、近所に暮らす音楽家の友人の家に、警官を殺したピエールが逃げ込んでくる。2人はピエールを追い出そうとするが、負傷した彼を放っておけず、かくまうことに。ところが、ジュジュがひそかに思いを寄せているマリアがピエールに夢中になってしまい……。
(C)1956 ─ TF1 DROITS AUDIOVISUELS ─ RIZZOLI FILM ─ SECA
監督:ルネ・クレール
出演:アルベール・プレジャン
ポーラ・イレリー
エドモン・T・グレビル
パリの街角で歌いながら楽譜を売っている青年アルベールと相棒ルイ。ある日、アルベールはルーマニア出身の女性ポーラと出会い、恋心を抱く。しかし、ポーラはゴロツキのフレッドからも言い寄られていて……。
(C)1930 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選
すべての”カッコいい”の原点。ルパン三世、コブラのモデルにして、ジャッキー映画のルーツ。ヌーベルバーグだけじゃない、面白すぎるベルモンド映画の傑作の数々を一挙上映!
<上映作品>
1月25日~31日/『警部』『大頭脳』
2月1日~7日/『大盗賊』『プロフェッショナル』
2月8日~14日/『オー!』『ムッシュとマドモアゼル』
※「恐怖に襲われた街」「危険を買う男」の上映はございません
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選
グランドフィナーレ
ベルモンドの主演作を厳選して、過去3回開催されてきた本企画。そのグランドフィナーレとなる今回は、権利の問題で上映できず、長らくビデオやテレビ、配信などでも観ることができなかった3本がラインナップ!!
<上映作品>
2月8日~14日/『おかしなおかしな大冒険』
2月15日~21日/『ライオンと呼ばれた男』
2月22日~28日/『レ・ミゼラブル』
ジャン=ポール・ベルモンド
傑作選2
それまでベルモンドを知らなかったミレニアル世代をも虜にして日本中の映画館を熱くした「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」、待望の第2弾!!「次に観たいベルモンド出演作」を募る“ベルモンド映画総選挙”を実施し、その投票結果を元にに最強のベルモンド映画5作品を取り揃えた。
<上映作品>
2月15日~21日/『リオの男』『カトマンズの男』
2月22日~28日/『エースの中のエース』『相続人』
3月1日~7日 /『アマゾンの男』
ジャン=ポール・ベルモンド
傑作選3
ベルモンド傑作選第3 弾は、ベルモンドの多彩な魅力を全貌する、これまで以上に幅広いジャンルを集めた傑作ぞろい!これを見なければベルモンドは語れない。彼は映画の中で、これからも永遠不滅に輝き続ける。
<上映作品>
3月1日~7日 『勝負(かた)をつけろ』『冬の猿』
3月8日~14日『ラ・スクムーン『ベルモンドの怪盗二十面相』
3月15日~21日『薔薇のスタビスキー』『パリ警視 J』
※「華麗なる大泥棒」の上映はございません
最高の花婿
ロワール地方の町シノンに暮らすヴェルヌイユ夫妻は信心深いカトリック教徒で、3人の娘がそれぞれユダヤ人、アラブ人、中国人と結婚。これから結婚する末娘には、せめてカトリック教徒と結婚してほしいと願っていた。そんな末娘のボーイフレンドは、カトリック教徒だと聞いて安心していた夫妻だったが……。
監督:フィリップ・ドゥ・ショーブロン
(2013年製作/97分/G/フランス)
配給:セテラ・インターナショナル
最高の花婿 アンコール
名家ヴェルヌイユ夫妻の4人の娘たちは、アラブ人、ユダヤ人、中国人、コートジボワール人と、それぞれが外国人と結婚し、幸せな結婚生活を送っていたかのように思えた。しかし、移民である婿たちはパリでの生活や仕事に不安を抱え、海外移住計画を考えていた。家族が世界中に離れ離れになることに耐えられないヴェルヌイユ夫妻は、婿たちを引き留めるために一計を案じるが……。
監督:フィリップ・ドゥ・ショーブロン
(2018年製作/98分/G/フランス)
配給:セテラ・インターナショナル
最高の花婿 ファイナル
海外移住しようとしていた娘家族たちをどうにか引き留めることに成功し、一安心していたヴェルヌイユ夫妻。そんなある日、もうすぐ結婚40周年を迎える夫妻を祝うため、娘たちは親戚一同を呼び寄せるサプライズパーティを計画する。それぞれアルジェリア、イスラエル、中国、コートジボワールからやって来た婿たちの両親は一癖も二癖もある個性派ぞろいで、異文化バトルはさらにヒートアップしていく。
監督:フィリップ・ドゥ・ショーブロン
(2022年製作/98分/G/フランス・ベルギー合作)
配給:セテラ・インターナショナル
デヴィッド・リンチ :アートライフ
「ブルーベルベット」「マルホランド・ドライブ」、テレビシリーズ「ツイン・ピークス」といった映像作品だけでなく、絵画、写真、音楽など、幅広いジャンルで独特の世界観を作り出しているデビッド・リンチの創作の謎に迫ったドキュメンタリー。ハリウッドにあるリンチの自宅兼アトリエで25時間にもおよぶインタビューがおこなわれた。アメリカの小さな田舎町で家族ともに過ごした幼少期、「マルホランド・ドライブ」で美術監督を務めた親友ジャック・フィスクとの友情、当時の妻ペギーの出産、そして長編デビュー作となった「イレイザーヘッド」など、リラックスしたリンチ自身の口から彼が描き出す「悪夢」の源流が語られていく。
監督:ジョン・グエン リック・バーンズ オリビア・ニーアガート=ホルム
(2016年製作/88分/G/アメリカ・デンマーク合作)
配給:アップリンク
張芸謀 チャン・イーモウ
艶やかなる紅の世界
中国映画のニューウェイブを巻き起こし、第五世代の先頭を走ったチャン・イーモウ監督。彼のデビュー作から代表的な3作品が今再びスクリーンに甦る!
3月1日~7日
『紅いコーリャン』(1987年/中国/91分/)
3月8日~14日
『紅夢』(1991年/中国=香港/125分)
3月15日~21日
『菊豆〈チュイトウ〉』(1990年/中国=日本/94分)
ブルースの魂
幼い頃に母親に連れられてノースカロライナ州からニューヨークに引っ越してきたフレディは、武装強盗の罪で5年間服役し、出所後はハティと結婚し2人で母親の家に居候している。フレディは刑務所の病院で働いた経験を生かして看護助手の仕事に就こうと職探しをしているがうまくいかず、ハティに金を無心してはビリヤード場に出入りし、鬱々とした毎日を過ごしていた。そんな彼に嫌気が差したハティは、仕事帰りに立ち寄る馴染みのバーでブルースを歌う男と駆け落ちするが……。
監督:ロバート・マンスーリス
(1973年製作/88分/フランス)
配給:オンリー・ハーツ
バッドランズ
1959 年、サウスダコタ州の小さな町。15 才のホリー(シシー・スペイセク)は、学校ではあまり目立たないが、バトントワリングが得意な女の子。ある日、ゴミ収集作業員の青年キット(マーティン・シーン)と出会い恋に落ちるが、交際を許さないホリーの父(ウォーレン・オーツ)をキットが射殺した日から、ふたりの逃避行が始まった。ある時はツリーハウスで気ままに暮らし、またある時は大邸宅に押し入り、魔法の杖のように銃を振るっては次々と人を殺していくキットの姿を、ホリーはただ見つめていた──。
監督:テレンス・マリック
(1973年製作/94分/アメリカ)
配給:コピアポア・フィルム
ジュ・テーム、ジュ・テーム
「去年マリエンバートで」「二十四時間の情事」などで知られるフランスの巨匠アラン・レネが、1968年に手がけたSFラブストーリー。タイムトラベル実験の失敗により時間の中に閉じ込められ、かつて愛し合った恋人との記憶をランダムに追体験することになった男を描く。
「時間」を研究するクレスペル研究所で、タイムトラベル実験への参加を依頼されたクロード。1年前へ旅だった彼の目の前には夏の真っ青な海が広がっており、そしてそこには、かつて破滅的なまでに愛し合った恋人カトリーヌがいた。しかしマシンの故障により過去に閉じ込められてしまったクロードは、ばらばらに散らばった思い出を追体験していくのだが……。
監督:アラン・レネ
(1968年製作/96分/フランス)
配給:コピアポア・フィルム
Away
ラトビアの新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディスがひとりで監督・製作・編集・音楽などを担当し、3年半の歳月をかけて完成させた長編アニメーション。飛行機事故で島に不時着した少年が、さまざまな土地をオートバイで駆け抜けていく姿を描いたロードムービー。全編にわたりセリフは一切なく、絶望から不安、孤独、そして希望をめぐる哲学的なメタファーに満ちた冒険の旅を、美しい映像でつづっていく。世界最大のアニメーション映画祭として知られるアヌシー国際映画祭では、革新性ある長編作品を対象としたコントルシャン賞を受賞。日本の新千歳空港国際アニメーション映画祭でも審査員特別賞を受賞するなど、各国で高い評価を獲得した。日本ではそのほか、2019年・第32回東京国際映画祭「ユース」部門上映で「アウェイ」のタイトルで上映されている。
監督:ギンツ・ジルバロディス
(2019年製作/81分/G/ラトビア)
配給:キングレコード
WKW 4K
今、ふたたび それぞれの《時》が 鮮やかに動き出す─ 。
3月22日~28日
『恋する惑星』
『天使の涙』
3月29日~ 4月4日
『ブエノスアイレス』
『若き仕立屋の恋 Long version』
4月5日~1Ⅰ日
『花様年華』
『2046』
マリー・クワント
スウィンギング・ロンドンの伝説
ザ・ビートルズやツイッギーらと並んで1960年代スウィンギング・ロンドンのムーブメントを牽引した伝説のデザイナー、マリー・クワントに迫ったドキュメンタリー。
戦争の爪痕と階級差別が残るロンドンで、若者たちは自由を求めていた。1955年、それまでの優雅で女性らしいファッションに窮屈さを感じていたマリー・クワントは、夫アレキサンダー・プランケット・グリーンらとともに、自分が着たい服をクリエイトした小さなブティック「BAZAAR」をチェルシーのキングス・ロードにオープンする。彼女がデザインした服は開店直後から奪い合いとなり、60年代初頭にはミニスカートが世界中で大ブームに。ファッションに革命を起こしたマリー・クワントの知られざる素顔とデザインの秘密を、当時の熱狂を知る人々へのインタビューやアーカイブ映像を通してひも解いていく。
監督:サディ・フロスト
(2021年製作/90分/G/イギリス)
配給:アットエンタテインメント
エレクトロフィリア 変異
落雷の後遺症で電流に欲情するようになった女性が、危険な恋に落ちていく姿を描いたアルゼンチン映画。
雷の直撃を受けたアダは一命を取り留めるが、奇妙な後遺症が現れる。身体を雷が通り抜けた跡に血管が浮かび上がり、電流に性的興奮を覚えたり、オーガズムに達すると放電のような現象が起きたりするようになったのだ。同じ落雷経験者のグループに参加した彼女は、そこで出会ったリーダーの男フアンにひかれていくが……。
監督:ルシア・プエンソ
(2023年製作/91分/R15+/アルゼンチン)
配給:アットエンタテインメント
テリファー0
ハロウィンの夜に現れる殺人ピエロ、アート・ザ・クラウンの恐怖を描いた残虐ホラー「テリファー」シリーズのダミアン・レオーネ監督が、同シリーズを生み出す以前の2013年に手がけた作品。
あるハロウィンの夜。ベビーシッターのサラは2人の兄妹の子守りをしていたが、子どもたちのお菓子の袋の中に古びたビデオテープが入っているのを見つける。子どもたちの好奇心に押されてビデオを再生すると、残虐な3つの物語が映し出されて……。
監督:ダミアン・レオーネ
(2013年製作/82分/R18+/アメリカ)
配給:プルーク、OSOREZONE
テリファー
ハロウィンパーティの帰り、タラとドーンは酔いを覚ますためダイナーに立ち寄る。するとゴミ袋を担いだピエロメイクの男が店に入ってきて、どういうわけかタラに熱視線を送り続ける。タラはその様子を不気味に感じるが、しばらくすると男はトイレで何か問題を起こしたようで店を追い出される。ほどなくしてタラとドーンも店を出るが、止めておいた車がパンクしていた。タラは姉に電話して迎えにきてもらうことにしたが、その裏でピエロメイクの男がダイナーの店員を殺害していた。そしてそこから、タラは一晩中ピエロメイクの男に追われるはめになる。
監督:ダミアン・レオーネ
(2016年製作/84分/R18+/アメリカ)
配給:プルーク、OSOREZONE
エストニアの聖なるカンフーマスター
国境警備の任務にあたっていた青年ラファエルの前に、3人のカンフーの達人が現れる。革ジャンに身を包んでラジカセでメタルを鳴らしながら宙を舞う彼らによって、警備隊は壊滅状態に陥ってしまう。奇跡的に生き延びたラファエルは、それ以来、国内で禁じられているブラック・サバスの音楽やカンフーに夢中になる。ある日、ラファエルは偶然通りかかった山奥の修道院で、見たことのないカンフーを扱う僧侶たちに出会い、弟子入りを志願するが……。
監督:ライナル・サルネット
(2023年/115分/エストニア・フィランド・ラトビア・ギリシャ・日本合作)
配給:フラッグ、鈴正
帰って来たドラゴン
清朝末期、悪党のイム・クンホーが支配し、麻薬や人身売買などあらゆる犯罪と暴力が渦巻く金沙村。悪を懲らしめながら旅を続けるドラゴン一行と、時を同じくして伝説の女格闘家イーグルが、この村にやってきた。彼らはともに、チベットの寺院から盗まれたという秘宝「シルバー・パール」を探していた。そこへ非情な殺人空手の使い手ブラック・ジャガーも現れ、シルバー・パールを巡って強者たちが激闘を繰り広げる。
監督:ウー・シーユエン
(1974年製作/99分/G/香港)
配給:エデン
テリファー 終わらない惨劇
マイルズ・カウンティーの惨劇から1年後のハロウィン。絶命したかにみえた連続殺人鬼のアート・ザ・クラウンが死体安置所で息を吹き返し、ふたたび街に現れた。残虐性と冷酷さを増したクラウンは、父親を亡くしたシエナとジョナサンの姉弟を標的にし、ハロウィンでにぎわう街で一人また一人と犠牲者を生み出していく。
監督:ダミアン・レオーネ
(2022年製作/138分/R18+/アメリカ)
配給:プルーク、OSOREZONE
テリファー 聖夜の悪夢
不気味で残虐非道なピエロの殺人鬼アート・ザ・クラウンがもたらす恐怖を描く人気ホラー「テリファー」シリーズの第3弾。ハロウィンの夜に現れて殺戮の限りを尽くしたアート・ザ・クラウンが、今度はクリスマスに姿を現し、新たな惨劇を巻き起こす。
ハロウィンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンは、トラウマに苦しみながらも人生を立て直そうと日々奮闘していた。しかし、町がクリスマスシーズンを迎えたある日、アート・ザ・クラウンが再び姿を現し、聖夜を祝おうとする住民たちを絶望のどん底に陥れる。
監督:ダミアン・レオーネ
(2024年製作/124分/R18+/アメリカ)
配給:プルーク、エクストリームフィルム
ゲッベルス
ヒトラーをプロデュースした男
1933年のヒトラー首相就任から1945年まで、ナチスドイツの宣伝大臣として国民を煽動したゲッベルス。当初は平和を強調していたが、ユダヤ人排除や侵略戦争へと突き進んでいくヒトラーから激しく批判され、信頼を失ってしまう。愛人との関係も断ち切られたゲッベルスは、自身の地位を回復するため、ヒトラーが望む反ユダヤ映画の製作や、大衆を煽動する演説、綿密に計画された戦勝パレードを次々と企画。国民の熱狂とヒトラーからの信頼を取り戻していく。やがて戦況が絶望的になるなか、ゲッベルスはヒトラーとともに第三帝国のイメージを後世に残す過激なプロパガンダを仕掛ける。
監督:ヨアヒム・A・ラング
(2024年製作/128分/PG12/ドイツ・スロバキア合作)
配給:アットエンタテインメント
YEAR10
終わりなき冬の到来によって文明が崩壊して10年、人類は瀕死の状態に追い込まれていた。人々は小さな集団で森をさまよい、貴重な物資をあさり、多くの場合は食人(カニバリズム)行為に走っていた。そんな世界でもつつましく暮らしていたひとりの青年がいた。しかしある日、彼の前に暴力的な集団が現れ、父親を殺されたうえに恋人の大事な薬も奪われてしまう。青年は父親の復讐のため、そして恋人の薬を取り戻すため、荒廃した森のなかをさまよう。
監督:ベン・グッガー
(2022年製作/96分/R15+/イギリス)
配給:プルーク、エクストリーム